今作の伝説ポケモンはコライドンとミライドンですが、彼らは古代と未来のポケモンです。
つまりタイムマシンという存在がなければ彼らは存在せず、現代のパルデアには伝説ポケモンがいないことになります。
ただ、まったく何もないわけではなく、彼らの遺伝子的繋がりの見られるポケモンが現代にはいて、それがモトトカゲですね。
▲ 最大時速120kmらしい。はっや。だからヘルメット売りまくりなのかー。( ´ω` )
もっともモトトカゲと彼らとの繋がりは一般的に知られているわけではなく、モトトカゲは「ライドポケモンとして人々を背中に乗せている」立ち位置にすぎませんし、コライドン・ミライドンの伝説ポケモンらしい壮絶な、あるいは神秘的なエピソードの類も作中ではとくに語られてはいません。(一応DLCのオーガポンとテラパゴスは通例っぽい伝説ポケモンだけど)
またモトトカゲの図鑑には1万年前から人々を乗せていたという記述があり、古代とは果たして何年前にあたるのか、コライドンは突然変異体なのかという疑問が湧き起こります。(ふわっと設定した感じではある)
考察記事ではないのでこの辺にしておきますが、今回はそんなSVの世界設定を探る上では外せないモトトカゲの対策ですね。
目次
星6モトトカゲ(ドラゴン・ノーマル)の強さについて
タイプ一致すてみタックル
モトトカゲはタイプ一致で「すてみタックル」を繰り出してきます。
「すてみタックル」は威力120の自傷技ですね。レイドでは相手が使う分には自傷ダメージはほとんどないので、実質最強技の部類です。(対戦の初期環境では「しっぽきり」が主流だったようですが、テラス一致すてみタックルも強そうではあります。意外性もあるだろうしね)
ノーマルなので抜群は取られませんが、結構痛いですし、鋼や岩を出したくなる相手です。ノーマルが抜群になる特性とか技とかあればいいのにね。
ドラゴン両刀
それと、ドラゴンの両刀。
「ドラゴンクロー」と「りゅうのはどう」の使い手であり、タイプ一致技でもあります。
モトトカゲ自身は攻撃も特攻もそれなりですが、抜群を取られないに越したことはありません。
高い素早さ
また、モトトカゲは速いです。
素早さ種族値が120あって、星6間ではドラパルト、サンダース、ファイアロー、タイカイデンに次いで、五指に入る素早さを誇ります。
レイドポケモンは気にしてないと素早さは重視しませんし、基本的に上を取られる戦いになるでしょう。
星6モトトカゲの技と種族値
すてみタックル
ドラゴンクロー
りゅうのはどう
はたきおとす
固定:ギアチェンジ
特性:さいせいりょく
「すてみタックル」は威力120命中100のノーマル物理技。上で触れたように、レイドで相手が使う分にはノーリスク技です。
「ドラゴンクロー」は威力80命中100のドラゴン物理技ですね。ドラゴン物理技の安定技。「りゅうのはどう」は威力85命中100のドラゴン特殊技。ドラゴンクローと同じで、追加効果のない安定技です。
「はたきおとす」は威力65の悪物理技。対戦環境ではお馴染みの道具を持っていると1.5倍にして、道具を落とす技ですね。レイドでは道具を落とす効果はなく、威力が1.5倍にされているかはちょっと不明。(調べればわかるとは思う)ちなみに固定技にもあり、残り時間8割の時にも使います。
「ギアチェンジ」は素早さを2段階、攻撃を1段階上げる変化技。ブロロロームともども?ライドポケモンらしい技ですね。固定技で、残りHP2割の時に使います。
特性の「さいせいりょく」は交代するとHPが1/3回復する特性。レイドでは死に特性です。
種族値は以下。
HP | 70 |
---|---|
攻撃 | 95 |
防御 | 65 |
特攻 | 85 |
特防 | 65 |
素早さ | 121 |
合計 | 501 |
技のタイプ相性
ノーマル・物理:すてみタックル⇒なし
ドラゴン・物理:ドラゴンクロー⇒ドラゴン
ドラゴン・特殊:りゅうのはどう⇒ドラゴン
悪・物理:はたきおとす⇒エスパー、ゴースト
ノーマル+ドラゴン両刀タイプということでタイプ相性の範囲は控えめですね。
定番内だと、ミライドン、コライドン、ソウブレイズが抜群をつかれます。
定番外だと、ガブリアス、サザンドラ、ウネルミナモ、レックウザ、ムゲンダイナ、クエスパトラ、テツノイサハ、ミュウツー、クレセリア、黒馬・白馬バドレックス、ヒスイゾロアークなどが相性不利。
モトトカゲ対策ポケモン
優先順位としては、ノーマルを半減以下に抑えたいところ。鋼、岩、ゴーストタイプですね。
次点でフェアリータイプ。「ミストフィールド」持ちも多く、ドラゴン対策が容易です。
アタッカー
定番内だと、マリルリ、テツノカイナ、コノヨザル、ハラバリーがタイプ的に生き残り。
なかでもコノヨザルは扱いやすく、すてみタックルはくらわず、等倍の竜の波動とドラゴンクローをくらうのみ。等倍でも出せます。
半端な攻撃はコノヨのエサではありますが、初手に応援防御をするなどして自分と味方の生存力を上げながら憤怒稼ぎの態勢を整えたいところ。動画は急所アタッカーですが、貝殻の鈴だともちろん安定感が増します。
定番外だと、まずミミッキュとハバタクカミがノーマル・ドラゴンを無効化する逸材。「はたきおとす」を等倍で受けるだけです。どっちも物理耐久は低めですが、ハバカミで物理受けは想定してないだろうしさすがにミミッキュの方が使いやすそうです。最大の活躍の場でもあるでしょうね。
また、デカヌチャン、ルカリオ、ドドゲザン、マギアナ、メレシー、ディアンシー、ザシアン、ザマゼンタなどもモトトカゲの攻撃をすべて半減以下に抑えて浮沈艦の逸材。
デカヌチャン、マギアナ、メレシーの3者はリフレクターやミストフィールドを使いたいところ。ザマゼンタは基本落ちないでしょうね。普通にボディプレス型がおすすめ。
ハッサム、ブロロローム、テツノワダチ、ニャイキングなんかも頑張れる組で、「はたきおとす」を等倍でくらうのみ。
他だと、キラフロル、テツノイバラ、チヲハウハネ(B振り)、ブリガロン、カイオーガ、グラードン、ガチグマなど。チヲハウハネは虫で抜群を取りたいですね。
サポーター
サポーターは3組。基本物理対策で、「ミストフィールド」が出せれば出します。
オーロンゲ(HB)での対策
1匹目はオーロンゲ。フェアリータイプで、ドラゴン無効なので両刀も気にせず出せます。
リフレクター⇒ミストフィールド⇒応援防御⇒冷や水連打で完封案件。
シールド前に挑発を入れておけば、終盤のギアチェンジを防げることもあります。
ニンフィア(B振り)&ブリムオン(H振り)での対策
2匹目はニンフィア。ドラゴン対策では頼りになるポケモンです。
甘える⇒ミストフィールド⇒リフレクター⇒応援防御で盤石にします。ブリムオンでも流れは同じ。
ヒスイヌメルゴンでの対策
3匹目はヒスイヌメルゴン。レイドだとサポーターの方が活躍できそうですね。
甘える⇒応援防御⇒冷や水連打で有利展開にします。
ただ、アタッカーも兼ねられるステータスと耐性なので、攻撃にも参加したいところ。
あとはアマージョやイッカネズミなど。
それなりに遊べるけど油断は禁物
そんな感じでモトトカゲ対策でした。
タイプ範囲が狭いので、結構色んなポケモンを出せるレイドですね。両刀の方も、比較的怖くない部類。
ただ、すてみタックルは威力は出るので、それなりに拓は狭まります。ノーマルが等倍の場合は物理耐性の考慮は疎かにしないようにしておきましょう。