レイドバトルで多いのは圧倒的に火力要員です。
マリルリ、テツノカイナ、リザードン戦で活躍したニンフィアの三者がとくに多いです。
この3匹は確かに爆発力があり、強いのですが、細かいことはできません。
マリルリとテツノカイナは腹太鼓をして火力技をうち、ニンフィアは嘘泣きや瞑想をしてハイパーボイスか破壊光線をうつ。バリア後、バフやデバフを消されたあとに息切れするのが特徴ですね。
彼らのことは壁を貼るなり、特性を変えてしまうなり、誰かがサポートしなければならないのですが、クエスパトラは壁、スキスワ、デバフ撒きとサポート能力に優れ、そしてアタッカーとしても活躍できてしまうというここまでレイドでやりたいことをできるポケモンもなかなかないというもの。
今回はそんなレイドに向きすぎているクエスパトラについて。
クエスパトラの入手
クエスパトラないしヒラヒナの入手はそれほど難しくないので割愛しますが、一応2匹の出現場所を貼りつけておきます。
努力値振りや性格などの変更
HP | 95 |
---|---|
攻撃 | 60 |
防御 | 60 |
特攻 | 101 |
特防 | 60 |
素早さ | 105 |
合計 | 481 |
クエスパトラの種族値は上記です。
クエスパトラは特殊アタッカーですが、手数が多い都合その分攻撃をくらうことを加味すると60の数値はやや心もとないので、HPに88、防御に84、特防に84振ります。あとは特攻252。
単純にHPに振る252をより耐久が高められるように振り分けただけなので、なにか思惑があるなら調整してもOK。
努力値以外の手順はいつものように、
1.努力値(HP88、防御84、特攻252、特防84)を振る。端数は羽。
2.ハーブで性格を「ひかえめ」に。
3.レベルをアメなどで100にする。
4.個体値を「ぎんのおうかん」で鍛える。
5.特性を「おみとおし」にする。
こんな感じ。
ハーブは「ラッキーズ」で、「ぎんのおうかん」はデリバードポーチ(2万円)かレイドバトルで集めます。鍛えてくれる人はフリッジタウンのポケセン近くにユキノオーと共にいます。
個体値は攻撃以外は「きたえた!」か「さいこう」にしておきたいところ。夢特性は「かそく」ですが、スキルスワップを使うので、あまり意味のない特性にしています。
構成技と道具
技はクエスパトラ専用技である「ルミナコリジョン」は必須、補助技では「スキルスワップ」「リフレクター」です。
「ルミナコリジョン」は威力80命中100のエスパー特殊技です。確定で特防を2段階下げるので優秀ですがPPが10と少なめなので、ポイントアップ推奨。
「リフレクター」は「ひかりのかべ」でもOK。残り1枠は「はねやすめ」などが候補です。
道具は壁を8ターンにしてくれる「ひかりのねんど」や、連続して同じ技を使う度に火力が上がる「メトロノーム」などが相性いいです。
起用タイプ
クエスパトラはエスパー単なので、弱点タイプの「毒」「格闘」はねらい目。
壁も含めて耐久を高めているので、星5では弱点をつかれてもじゅうぶんいけますし、星6では弱点をつかれない限りはどのポケモンでも一応起用できると思います。ある程度はね。
もっとも、もちろん、オノノクスなどの高火力竜族やノーリスクでブレバ連発してくるムクバードのような星6の脳筋相手には単純に惜し負けることもあるので注意。
使ってみた感想
テツノドクガもそうですが、やはりバリア貫通デバフ撒きは普通に強いです。星5ではそうそう負けません。
しかも2段階下げるので、ニンフィアやハバタクカミなどのよく見かける特殊アタッカーがいれば、マルチでも部類の強さを発揮しつつ、展開をかなり早めます。
星6レイドではかなりスピーディな展開作りも重要ですから、威力80の確定2段階下げはやはり強みです。とくにバリア後が強い。
これで壁も貼れて、スキスワもできるのですから、レイドでは必須のポケモンになりそうです。展開作りの鬼です。( ˘ω˘ )
ちなみにスキスワしておきたいのは、「クリアボディ」「まけんき」「かちき」「ミラーアーマー」などですね。他にもモスノウの「こおりのりんぷん」など厄介な特性は色々とあると思いますが、能動的にさっさと変えてしまうのが◎。
▲ 地味に笑ってしまった1枚。ちょっと離れるだけでこの状態にしてくる。