第1世代のポケモンは今でも人気なポケモンが数多くいますが、ゲンガーはその代表的な1匹ですね。
初代のポケモンは現実感に即したリアルなフォルムと直感的なセンスによりデザインされたものが多いですが、ゲンガーは後者の代表格。
ポケモン全体を見てもゴーストタイプのデザインは秀逸なのが多く、ゲンガーのデザインはそんなゴーストポケモンたちの代表とも言える、これぞゴースト(霊)と言えそうなシンプルながらセンスの光るフォルムです。
ポケモンではお馴染みのペット的なパートナー的な愛嬌ではなく、倫理観をちゃんと欠いた悪霊的な愛嬌も含めて。(剣盾のキョダイマックスでのゲンガーはインパクトあって良き)あと描きやすいから人気があるとかないとか?(笑)
というわけで今回はそんなゲンガーのレイド対策です。
目次
星6ゲンガーの強さについて
火傷、毒、眠り
ゲンガーのポケモンとしての強さは色々とあると思うのですが、レイドでは状態異常の鬼になってます。
開幕に「おにび」が入り(開幕以外でもくる)、「ヘドロばくだん」の3割毒があり、そして「さいみんじゅつ」もあり。「おにび」に関しては元々物理耐久の低いゲンガーにとって相性もいいです。
厄介この上ないですね。
特性「のろわれボディ」
あと地味に嫌なのが、「のろわれボディ」です。
3割の確率で使ってきた技を3ターン封じ込める技ですね。
これがね~本当に地味に嫌。この特性のせいでゲンガーに引っ掻き回される戦いになっていて、運が悪いと各々変化技や適当でない攻撃技を使わされる羽目になります。
サブウェポンがフェアリー
また、サブウェポンが「マジカルシャイン」です。
レイド界隈には格闘やドラゴンが多いので、タイプ不一致とはいえいいところをついてきます。
素早さも230相当で速いし、全体技なのでHP管理もしづらく、一気に崩れることがあるのは結構この技のせいなんじゃないかな。
星6ゲンガーの技と種族値
シャドーボール
ヘドロばくだん
マジカルシャイン
おにび
さいみんじゅつ
メインウェポンの「シャドーボール」は威力80のゴースト特殊技で、2割で特防が1段階下がります。「ヘドロばくだん」は威力90の毒特殊技。上で触れましたが、3割で毒。
「マジカルシャイン」は威力80の特殊フェアリー技で、全体技です。なので、「いわなだれ」などと同じく自分のターン以外でも削られることがあります。
「さいみんじゅつ」(命中60)はお馴染みの眠り技ですが、前半に1回、体力が残り2割程度の時に1回うってきます。
技のタイプ相性
ゴースト・特殊:シャドーボール⇒エスパー、ゴースト
毒・特殊:ヘドロばくだん⇒草、フェアリー
フェアリー・特殊:マジカルシャイン⇒格闘、ドラゴン、悪
タイプ相性の範囲は狭め。ですが、レイド界隈の主要ポケモンの弱点はついてきます。
マリルリ、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、コノヨザル、ソウブレイズをはじめ、……ってほとんどじゃん。( 一一) 他にもラウドボーン、サーフゴー、ガブリアス、ヤドラン、ヤドキングなど。
サポーターにしてもタイプ一致の毒があるので出しにくいですし、これで地面技もあったら最凶ですね。(ガブリアスを見ながら)
種族値は以下。
HP | 60 |
---|---|
攻撃 | 65 |
防御 | 60 |
特攻 | 130 |
特防 | 75 |
素早さ | 110 |
合計 | 500 |
ゲンガー対策ポケモン
ゲンガーは物理で殴られると脆いですが、鬼火のこともあるので特殊アタッカーも視野に入ります。
アタッカー
定番ポケモン内だと抜群をつかれないのはハラバリーのみになりました。(ニャイキングは特殊の相手は難しい)鬼火は継続ダメージだけになりますし、順当に活躍できます。出来ればD振りがいいのはもちろん。
定番ポケモンがほぼ全滅している&物理には脆いということで、テツノカイナは抜群を取れるなら出てくるようです。
Dに振っているならマジシャもなんとかなるようで、腹太鼓によって鬼火の半減もいくらかごまかせますね。支援をやると早く終わります。カイナが出てくるということでミライドンも出てくる様子。ハラバリーとのシナジーも◎。
生き残り組では、ドドゲザン、ハッサム、デカヌチャン、ジバコイル、テツノドクガなど。この中ではドドゲザンが相性的に優秀ですね。テツノドクガも活躍しやすいでしょうね。
ハッサムは鬼火もありますし、なるべく火力を上げるべく急所アタッカーにしておきたいところ。デカヌチャンは鬼火のせいで相性有利を取れないと火力が出ないでしょうね。スキスワがあったら展開がちょっと楽になります。
マイナーなところでタギングルがゲンガーのすべての攻撃を半減します。とりもげは育成していませんが、挑発もできるので順当に活躍できそうです。
サポーター
サポーターは主に状態異常防ぎ方面ですね。
クレッフィ&ヤレユータンでの対策
1匹目はクレッフィです。手頃枠ですね。
やれることはあまり多くありませんが、「ミストフィールド」で状態異常を防ぎつつ、「ひかりのかべ」を貼る役です。もちろん応援防御も。
カイナ&ミライドンがいたらちょっと出しづらいところですが、ゲンガー戦に関しては気にせず出しましょう。
ヤレユータンも手頃枠で挙げておきます。挑発⇒光の壁・応援防御と言った流れ。有効なデバフ技はありませんが、スキスワや采配、トリックルームなどでも有利展開にできます。
ブラッキーでの対策
2匹目はブラッキー。
マジシャで抜群を取られますが特殊耐久は高いですし、問題ありません。
挑発⇒スキルスワップ⇒光の壁・応援防御⇒バークアウトの流れで完封案件。頼もしい限り。
ビビヨン&ママンボウでの対策
3匹目はビビヨン。気になっていた1匹でした。
今DLC関係で話題の1匹ですね。ポケモンGOとの連携で様々な柄のビビヨンを入手することができます。
神秘の守り⇒光の壁⇒応援防御⇒虫の抵抗で完封できます。「フレンドガード」で味方のダメ減つき。上を取れないのが少し気になりますが、ビビヨンのステータスで素早さ振りはちょっと厳しめになりそうです。
デバフはありませんが、同様のやり方でママンボウ(D振り)も択です。ママンボウはスキスワもできます。
あとはハピナスで壁を貼って回復したり、ヘルガーで挑発からバークアウトして遠吠えしたり。
応援の回復をかぶらないようにしたい
ゲンガーはとりもげはあまり戦ってこなかった1匹なんですが、相性的になかなか厳しいですね。(でもそこまでレイドで出てくるわけじゃないんだよね。諦めてるのか、それともカイナのゴリ押しで何とかなってるのか)
結構身を削りつつの戦いになっていそうなので、状態異常対策ができてない場合は応援の回復がなるべくかち合わないようにしたいところ。