転スラ

転スラ/テンペスト国を影で支えるリグルドの強さは?リグルドが欲しかったものは本当に「筋肉」なのか

今日2月5日は「笑顔の日」なんだそうです。はい、初めて知りました。(笑)

2月5日が笑顔の日である由来は「ニコニコ(2525)」からきているらしいのですが、どうも誰が決めたのかのリソースは不明なんだそう。

そんなので定着するのかと内心でツッコミを入れつつ、もう少ししっかり探してみたら「社会を明るくする活動を行っているボランティア団体の有志が制定した」とあって、一つ笑顔になった筆者です。ふわっとしすぎ(笑)

ちなみに記念日にはしっかりと審査があり、審査を通れば一般の方でも10万円で制定できるとのこと。記念日は公的なものを除くと実は無数にあり、ポッキーの日が、江崎グリコが登録しているように世間に定着するかどうかは個人や企業でアピールする必要があるようです。

で、そんな笑顔の日に際して、転スラの公式ツイッターではこんなツイートがされていました。

尊いシュナと、

リグルドですね!(⌒∇⌒)

そういえばリグルド記事書いてなかったなぁということで、今回は筆者の好きなキャラの一人リグルドについてです。

ジュラ・テンペスト最古参メンバーの一人

リグルドの進化(リグルドショック)は結構衝撃的なシーンだったと思うので覚えている人も多いと思いますが、リグルドは息子のリグルとともにリムルに初めてできた魔物の配下でした。

もともとゴブリン村の村長であったリグルドは、名付けによりゴブリンロードに進化。ドワルゴンからの帰還後にゴブリンがまた増えると、彼らをまとめるために「ゴブリンキング」に任命されました。

「<ちなみにリグルドはゴブリンロードからゴブリンキングに昇格させた。集まってきた村の村長たちのリーダーだ。ぶっちゃけ丸投げである>」

任命による変化かどうかは不明ですが、ゴブリンキングに任命された同じ時期に、ゴブタをはじめ、幹部たちのゴブリンは黒いコートを着るようになったので、一応区別がつきやすくなってます。

▲ とはいっても、ゴブリンロードと比較しても服以外の変化はとくになし

リグルドの強さは?

組織を一から大きくしていく際の最古参メンバーというと、強さ(能力)的にはいまいちというのがよくありますね。リグルドも同じく、リグルドは戦闘要員ではなく非戦闘要員として描かれています。

それは客人をおもてなししたり、リムルからの言伝をもとに住人たちに支持を出したりするなどして忙しくしていることからもうかがえますが、web版のキャラ紹介ページには魔素量の数値がそれぞれ設定されているのですが、リグルドの数字は明記なしです。

ちなみにシュナやクロベエ、リグルもなく、ゴブタにはあります。(驚くかもしれないけど、魔素量はゴブタ>ソーカたち。ベニマルたちは桁が1個増える)

とはいっても、17話にて、一応ベニマルと同等だと目されていた獣人フォビオの放った拳であれくらい(?)の火傷ですんでいるのだからそれなりに頑強ではあるように思います。あんなにムッキムキですからね。(笑)

「その名持ちのゴブリンの戦士は勝てないと分かっていて戦ったのか?」
「いいえ。牙狼族の情報はその戦士が命懸けで入手したものなのです」

▲ リグルドがあのマッスルボディを手に入れた理由は? 進化の際に魔物の心境が反映されることを前提&冗談抜きに、よぼよぼだったし、息子も失った直後だし、息子を守れるような「屈強な体」とか諸々の若さに憧れていた心境だったんだろうなとかは一応考えてみることができる。それにしても等身

非戦闘要員だけど最高幹部の一人

テンペスト国、ないしジュラ・テンペスト連邦国の創立メンバーというと、リグルドたちゴブリンよりもあとに参加したオーガたちも入ってきます。

アニメではカットされていますが、ドワルゴンと盟約を結ぶ調印式では、ベニマル、シュナ、リグルドの3人が抜擢されていました。(描かれてはいないけど、すぐ近くに護衛のシオンはいるだろうし、周囲では大勢が見守っているのかもしれません)

なぜこの3人だったのかを考えてみると、

・ベニマルは軍事を司る「侍大将」の地位にあり、一番強い幹部の一人であるため。
・「巫女姫」になったシュナは礼式・マナーを良く知っていて、リムルのお付きのような地位にあるため。
・リグルドはみんなをまとめる行政面を担当していて、半ば市長のような地位にあるため。

といったところ。護衛職ではありますが、性格や言動などで式典などでは一抹の不安が残るシオンがいない辺り、割と考え抜かれたメンバーであることがうかがえます。

重要な会議にはだいたい皆勤ですし、この選出にもリグルドがいるため、リムルやジュラ・テンペスト連邦国にとって、リグルドがなくてはならない逸材であるのはよくわかるところ。

「あの暴君とああも親しげに!これでこのテンペストも安泰というものだ!」

有能というよりは苦労人かも

「恐れながら、ガビル殿と申されましたかな?配下になれと突然申されましても…」
「やれやれ、みなまで言わねば分からんか。貴様らも聞いておるだろう。オークの豚どもがこのジュラの大森林を進行中だという話だ」

そんなリグルドには、webでの一言欄には「よく走る元気者」「有能な男」と形容されています。

内政面でリグルドがどのような活躍をしているのかはあまり描かれていませんが、リグルドは元村長らしいというべきか、数少ない客人に対して腰を低くすることのできる魔物でもあります。

カバル、ギド、エレン、シズの4人にはおもてなしをしましたし、あのひどい頃の(笑)ガビルにも敬語を使っていて、フォビオと相対した頃は冗談を言うくらいはしていました。

「しかし実際にですぞ、魔王ミリム様を止めようとしても無理でしょう」
▲ 自分よりも強いオーガたちにしっかり意見も言える

個人的には有能と言うより、苦労人といった印象も強いですが…wそれでも事を構えないのは立派です。

人間であるカバルたちにはちょっぴり態度を大きしていた辺り、戦闘能力の有無がかかわってくる人間味のあるリグルドの性格が影響していそうですが、なまじ戦闘力に長けていない分、内政は適役と言えるのでしょうね。ご自慢の頑強な肉体も、反攻するためのものではないようですからね。

名付けにまつわる想像

「リグルド!今日から俺も一緒に飯を食うことにする!」
「なんと!」

「では今夜は宴会ですな!」
「うむ!頼んだぞ!」

▲ なにかと宴会になる(笑)

「仲間たちないし力の弱い者たちを守るための屈強な肉体」は、名付けの際に、息子を失ったばかりのリグルドが欲しがっていたものかもしれないとは前述したところ。

もちろんそう在れるのは、リムルのおかげで。だからリグルドは、にじみ出る感謝の気持ちのままに人一倍大げさに「ウォー!!いってらっしゃいませ!!!ご武運を!!」とかシオンに負けずに泣きながら騒いでいると考えてみると、なかなか微笑ましいものがあります。

まぁ……マッスルポーズをよくするので、普通に「若さ」とか「筋肉」が欲しかったんでしょう。うん(笑)きっと若い頃の性格でもあったんでしょうね。