転スラは、スライムという最弱の魔物に転生してしまった異世界転生物語。
といっても、主人公がコツコツ頑張って最弱な存在から脱却していく類の話ではなく、最強の生物である竜のヴェルドラから加護を受けたスライムとして、“一門の”最強の魔物として話が始まる「俺TUEEEEもの」ならびに「実は最強もの」に相当する話になっています。
戦闘シーンは多く、マンガ版がジャンプ並みに売れ行きを伸ばしているように、誰が最強か?こいつとこいつを比べたらどちらが強いのか、そういった比較も楽しめる内容にもなっています。
▲ 魔物として竜種に次ぐ強さを秘めた悪魔族たち。強さに貪欲で、よく学びもするので、竜種の最強の地位はなかなか危ういと思う。
少年誌のセオリー通り、リムルは最終的に最強の魔物として君臨することにはなりますが、他の魔物、魔王たちの強さも気になるところ。そんな強さをランキング形式でまとめてみました。
タイトルにもありますが、WEB版準拠です。また、もちろん、全員がそれぞれ1vs1で戦っているわけではないですし、DBやナルトなどの長編バトルもののように、考察をしてある程度強さが分かるほどの規模の物語でもなく、考察や漏れなどもあるでしょうから、ご了承ください。(何かしら見つければ、追記はしますけどね)
※ヴェルダナーヴァなど既に亡くなっているキャラや敵キャラは加味していません。
目次
15位 ラプラス
当初からクレイマンやカザリームよりも実は実力が上だった、関西弁のディーノっぽい狂気のピエロ。
覚醒魔王級になったソウエイと戦う内、自分がソウエイと同等とはラプラスの談。また、ラプラスがソウエイに匹敵するとは、リムル言。ソウエイと同じく対個人なら無類の強さを発揮するタイプの魔物です。
14位 ソウエイ
ソウエイは覚醒魔王級になり、『時空間操作』もできるように。対人戦を行えばベニマルと同等になりそうですが、リムルからの魔素量の譲渡、言ってみれば“限界突破”ができないようなので、1歩落としました。
最終戦に近づくにつれ、転スラは少年誌系バトルもの寄りの熱さを内包していくので、暗殺者という伸びしろが少なくなりがちで、地味な職的にもこの位置くらいが妥当だと考えます。
13位 ベニマル
最終的には八星魔王たちと並べる覚醒魔王級になるベニマル。死凶天将となったカザリームを打ち砕きました。
ギィたち頂上の存在たちに一歩及ばないのは、頂上決戦に参加していない点と、彼らが可能な停止した時間内で動くことのできる『時空間操作』は修行中という点から。ディアブロにも迷宮内で全敗。一撃は大きいけど消耗が激しく、戦い方に幅がないのが弱点。
10位 ディーノ
めんどくさい系堕天使の魔王。元ヴェルダナーヴァの腹心&地上最強の剣士。ゼギオンをして、自分と同等かそれ以上と思わせたので。
10位 ゼギオン
地下迷宮の武人ムシアーマー。元々ディアブロに迫る存在であり、ゼギオン≧ディーノ>ベニマルという図式っぽい描写はあり。凄まじく強くなったことにより口調も変わる人。
ベニマル、ディアブロとともに、リムルから魔素量を借り受ける(限界突破)ことのできるテンペスト三強の一人。
10位 テスタロッサ・ウルティマ・カレラ
ゼギオン級と比べて判断が難しいところですが、少なくともベニマルたちよりかは上であったこと、覚醒魔王級十体分の魔素量を持つ者として復活した近藤とダムラザの強さを図る前座ではありますが、頂上決戦にいたことからここに。
8位 ダグリュール
本気を出せば(巨神化)、ヴェルドラと同等かそれ以上である巨人族の古い魔王。覚醒魔王級になったシオン、アダルマン、ルミナスなどは手に負えませんでした。種的には竜種に匹敵する規格外の存在のようで、ひとまず暫定的にここ。
8位 ヴェルグリンデ
速さ重視の竜の次女。元々はヴェルザードよりは確実に劣る存在でしたが、リムルからスキルの最適化をされることにより、ヴェルザードにもう少しで、というレベルに。
6位 ヴェルザード
ギィには負けますが、リムルからスキルの最適化をされ、一歩成長したヴェルグリンデをそれでも上回っていた氷竜のお姉ちゃん。ギィの相棒、もとい、いい仲。
6位 ディアブロ
転スラの世界における一般的な(?)頂上の存在は、最古の魔王であるギィ、ミリム、勇者のクロエ、そして竜種たち+巨神のダグリュ。ですが、そんな彼らと並んでディアブロが遜色ないとは、web240話のテスタロッサの言。転スラの魔物、嘘つかない。後発組なので一応一歩落としました。
リムルは最後の最後までパワーアップ(捕食)して、ユウキを圧倒するので、それに伴ってギィたちと同等の存在くらいにはなっていそうですけどね。
2位 勇者クロエ・オベール
本気ではないですが、ギィと三日間渡り合っていたのでここに。ルドラ、ヴェルザード、レオンには勝てるが、クロエは同格というギィの心境もあり。
2位 ギィ・クリムゾン
最古&最強の魔王。手を抜いた同士ではあるけど、クロエと三日間同等に打ち合っていたため。
2位 ミリム・ナーヴァ
頂上決戦に参加し、共闘していること、ギィが万能と称されるのに対してミリムはパワータイプと述懐されている辺り、同等と判断。
とはいえ、ヴェルダには明確に及ばなかったし、地球を吹き飛ばすようなパワーで補っているとはいえ、性格や戦術の致命的な部分により、ギィやクロエには敵わない気もする。
2位 ヴェルドラ
本来なら、対クロエはきつかった点、性格的に若干不安がある点、お姉ちゃん苦手属性がある点(笑)などからヴェルザードたちよりも下に置いてしまうところですが、ユウキを打ち砕くための世界最強とも言える攻撃を「食らい」、大魔王となってしまったリムルの盟友、もとい一番の友人ですからね。
ギィやお姉ちゃんたちよりも一歩抜けた存在になっているだろうなという、願望のままにここに置きました。位置的にもヴェルドラはリムルの横が一番ですしね!(←ランキングの意味)
1位 リムル
【リムルが強くなったおおまかな流れ】
ヴェルドラとの相互名づけ⇒シズ(イフリート)捕食⇒オークロード捕食⇒カリュブディス捕食(webでは未登場)⇒魔王へ進化・クレイマン捕食⇒ヴェルドラを改めて捕食・再構築により竜種へ⇒ラファエルに名づけ⇒最強の存在たちによるヴェルダへ集束したエネルギーを捕食・大魔王化
リムルは(成長+能力の奪取が気軽にできるために)規格外とささやかれ続けていた存在でしたが、ユウキを倒すために一斉に放たれた、ギィ、ラミリス、ミリム、ヴェルドラ、ヴェルグリンド、ヴェルザード、ディアブロなどのエネルギー波を「食らって」からは、一歩も二歩も抜きんでた超越的な存在になったようです。
具体的には、2位以下の彼らが束になっても勝つことの難しそうだった、ユウキ(ヴェルダ)に勝利したことにより。そんな成人化したリムルの強さは、ヴェルダを化け物と称したギィが、戦い中に剣を収めて腕を組み、勝利を確信したほどでした。