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ポケモンSV/星6ハルクジラレイド対策と攻略法 氷タイプの遊び場(雪景色の防御バフタダ乗り)

SVのポケモンで結構デザイン攻めたな~と思う印象深いポケモンにハルクジラがいます。

見た目と「歩くクジラ」というコンセプトは素直に面白いと思う部分なんですが、口を開けるとデザインの攻めの部分が明らかになります。トゲの配置具合も大胆です。

ちなみにアルクジラとハルクジラをデザインしたのはコザキユースケさんなんだそう。FEHのオリジナルキャラや服のデザインをしてる人ですね。(ブロロンとブロロロームもそう。剣盾ではエレズン、ストリンダー、タイレーツもらしい)

なのでハルクジラは結構親近感のあるポケモンだったり。FEH内では今も昔もコザキさんのオリジナルキャラたちがなんだかんだ一番好きですしね。

というわけでハルクジラの対策ですね。

星6ハルクジラ(氷)の強さについて

ハピナスに次ぐHPの高さ

ハルクジラはなんといってもHPの高さですね。

星6間ではハピナスに次ぐHPの種族値。170て。

ヘイラッシャほどではないにしてもなかなかの物理耐久を誇ります。ママンボウと同じくらいですね。

アイススピナー

また、新技の「アイススピナー」を持ってます。

氷の物理技なんですが、フィールドを破壊する効果があります。主力技ですし、ミライドンなんかは速攻でエレキフィールドが壊されます。

この効果は特性の「ちからづく」の効力外で、隠密マントなどでも防げません。オリーヴァの「こぼれダネ」も、使われた場合はグラスフィールドが出たあとに即破壊されます。

力づく+のしかかり

あとサブウェポンに「のしかかり」を持ってます。3割麻痺のノーマル技ですね。

結構使われたくない技だと思いますが、特性の「ちからづく」で追加効果は消え、威力は1.3倍の110に。

タイプ不一致ですが、そこそこ入りますね。

ゆきげしき持ちなので……

で、これは強みというか氷タイプの欠点ですけど。

「ゆきげしき」を恒常技に持ってます。当然連発します。(笑)(正確に言うと、さほど連発してないかもしれないけど)防御の1.5倍も、テラスタイプが氷でないと適用されません。

セグレイブ記事でも触れたものですが、この連発仕様直してほしいなぁ。そうしたらもうちょっと強くなりますね。

とくに検証はしていませんが、ただこの失敗により「じだんだ」の威力が倍になってるのかもしれません。(あまりじだんだをくらったことがないので違うかも)

星6ハルクジラの強さと種族値

アイススピナー
のしかかり
じだんだ
ゆきげしき
固定:あくび
特性:ちからづく

「アイススピナー」は威力80の氷物理技。上述したように、貼られたフィールドが破壊される効果があります。

「のしかかり」は威力85のノーマル物理技。3割で麻痺がありますが、特性の「ちからづく」により麻痺はありません。

「じだんだ」は威力75の地面物理技。前のターンで自分の使った技が失敗していると、威力が倍になります。

「ゆきげしき」は天候を雪にします。氷タイプの防御を1.5倍にしますがテラスタル状態なので、氷以外では効果はありません。残り時間7.5割の時にも使います。

「あくび」は次のターンに眠らせる技ですね。残りHPが3割の時に1度だけ使うので、眠り対策は必要ないです。

特性の「ちからづく」は追加効果のある技を使うと、追加効果が消える代わりに威力が1.3倍になる特性。「いのちのたま」を持たせると真価を発揮する特性ですね。

種族値は以下。

HP 170
攻撃 113
防御 65
特攻 45
特防 55
素早さ 73
合計 521

技のタイプ相性

氷・物理:アイススピナー⇒草、地面、飛行、ドラゴン
ノーマル・物理:のしかかり⇒なし
地面・物理:じだんだ⇒炎、電気、毒、岩、鋼

地面があるので、タイプ範囲は結構広くなってますね。

定番内だと、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、ソウブレイズ、ハラバリーが抜群。

定番外だと、ラランテス、オリーヴァ、テツノイサハ、ガブリアス、オノノクス、ラウドボーン、テツノドクガ、テツノイバラ、ドドゲザン、デカヌチャン、サーフゴー、テツノワダチなどが抜群を取られます。

ハルクジラ対策ポケモン

ハルクジラは氷タイプが有利ですね。

氷タイプを半減しつつ「ゆきげしき」の防御1.5倍にタダ乗りできます。

アタッカー

定番内だと、マリルリ、コノヨザルが抜群は取られません。どちらも順当に活躍できますね。カイナは出すなら「じだんだ」があるので、ABを出したいですね。

▲ なんかかっこいいサムネ

定番外だとハルクジラはまず有利。氷は半減にし(厚い脂肪なら1/4)、防御を1.5倍にあげつつ攻撃ができます。基本的に「のしかかり」をくらい続けると思います。

基本的には「ゆきなだれ」の方が火力が出ますが、ハルクジラ戦では雪景色連発があるのでアイススピナーを使ってました。

次いでセグレイブも氷タイプは等倍ですが、防御を上げつつ戦えます。レイドだと出番が少なめになる彼ないし彼女ですが、攻撃を落とす「ワイドブレイカー」もあるので安定択の1つ。

テツノツツミはとりもげ的には電気タイプ陣の補助といった立ち位置のサポーターの認識ですが、今回はフィールドはすぐ消されるし「ひやみず」を打ち込むだけですね。アタッカーメインでもいいと思う。

あとはハッサム、ハリテヤマ、クエスパトラ、エルレイド、タイレーツ、テツノブジン、チヲハウハネ、ウネルミナモ、ヒスイゾロアークなど。


ブジンは例によって「リフレクター」を貼ってサポーターも兼ねられて(挑発はいらない)、ウネルミナモも「ひやみず」で攻撃を落とせます。ヒスイゾロアークは挑発はいらないので「うらみつらみ」をうちこむだけでもOK。

マイナーどころではツンベアーやコオリッポなどがいます。とりもげは育成していませんが、ツンベアーは補助技も豊富な挑発&冷や水持ち物理アタッカーで、コオリッポは腹太鼓アタッカーですね。アイスフェイスの補充ができ、オーロラベールも使えますが、地味にちゃんとリフレクターもあります。

他にも氷タイプは色々と動かせるでしょうね。氷タイプは冷や水持ちも多いので、それほど見ない割には勝ちに貢献してくれると思います。

タイプ相性を見ると拓が少なめになりますが、「ゆきげしき」の連発もありますからね。他のレイドと比べてそれほど苦労はしないレイドでしょう。

サポーター

サポーターは2組。

ユキメノコ(HB)での対策

1匹目はユキメノコですね。

今回は挑発はいらないので、リフレクター⇒応援防御⇒冷や水連打で完封案件。

「ゆきげしき」により防御も上がるので、沈むことはそうないでしょう。特性には「ゆきがくれ」があったりしますが、氷対策でだけ出すわけではないので、「のろわれボディ」の方がいいです。

オーロンゲ(HB)&ブーピッグ(HB)&ヤレユータンでの対策

2匹目はオーロンゲ。

ユキメノコと同じですが、リフレクター⇒応援防御⇒冷や水連打で完封。

ブーピッグもHB振りの物理受けで同じ流れ。こちらは「あついしぼう」があるので、氷技に関しては安心。ヤレユータンも流れは一緒。

あとはポットデスだったり、テラスが氷ならノーてんきゴルダックだったりですね。

氷タイプの遊び場

そんな感じでハルクジラの対策でした。

スパイスレイドを周回した人は実感していると思いますが、ハルクジラはそこまで強くはないです。だいたい「ゆきげしき」のせい。

タフではあるんだけどね。侮って弱点タイプを出してしまって沈みまくったりしない限りは普通に勝てると思います。氷タイプの活躍どころではありますが、野良ではちらほら見ないポケモンを見かけるので結構楽しいレイドでもあります。