星6レイドには対戦環境でもよく見かけるポケモンがちらほらいますが、カバルドンもそのうちの1匹ですね。
対戦環境では古株のポケモンで、昔からやってることの変わらない往年のポケモンなんだそう。
ステロ+あくびですね。たまに地震や吹き飛ばし。地面単というやりづらい上に鋼の弱点をつくタイプも、往年のプレイヤー化を後押ししていそうです。
というわけで今回はカバルドンの対策ですね。
目次
星6カバルドンの強さについて
トップクラスの物理耐久
対戦している人はご存知だと思いますが、カバルドンは硬く、星6内でもトップクラスの物理耐久を誇ります。
クレベースに次ぐドドゲザンやキョジオーンクラスですね。HPも多いです。
なので当然、物理で攻めるとダメージの通りが悪くなります。特殊耐久はそこそこなので、特殊で出来れば攻めたいところ。
あくび
あと「あくび」持ち。
「あくび」は次のターンに眠らせる環境でもお馴染みの技ですね。
幸い特性は「すなおこし」ではなく、「すなあらし」を使うこともないのですが、レイド戦では戦う時間が伸びるといいことはないので厄介です。
氷の牙
個人的に嫌なのが、サブウェポンに「こおりのキバ」を搭載しているところ。
元タイプが地面なので、草タイプが出しやすいはずなんですが、抜群を取られることになりますからね。
しかも凍るかひるむし。( 一一)
カバルドン自体の攻撃力も結構ありますし、草ポケモンを出す場合はそれなりの物理耐久を持ってないと痛い目を見るでしょう。
星6カバルドンの技と種族値
じしん
こおりのキバ
いわなだれ
あくび
特性:すなのちから
技はシンプルというか、4つしかありません。すくな。前回のウルガモスが8個もあったので余計に少なく見える。固定技も「あくび」が2回あるだけです。
「じしん」はお馴染みの地面技で、威力100命中100の地面物理技ですね。タイプ一致だし、鋼は出せませんね。
「こおりのキバ」は、威力65の命中95の氷物理技ですね。1割で凍るかひるみます。威力が低めでも受け続けるにはリスクが伴う技です。
「いわなだれ」は全体技で、威力75命中90の岩物理技。こちらも威力はそこそこなんですが、3割でひるみます。
種族値は以下。
HP | 108 |
---|---|
攻撃 | 112 |
防御 | 118 |
特攻 | 68 |
特防 | 72 |
素早さ | 47 |
合計 | 525 |
技のタイプ相性
地面・物理:じしん⇒炎、電気、毒、岩、鋼
氷・物理:こおりのキバ⇒草、地面、飛行、ドラゴン
岩・物理:いわなだれ⇒炎、氷、飛行、虫
地面技があることもあってタイプ相性は結構広く、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、ソウブレイズ、ハラバリーなどが抜群を取られます。
定番外だと、ドドゲザン、ラウドボーン、サーフゴー、デカヌチャン、テツノドクガ、ハルクジラ、ガブリアスなど。
ただ、元タイプ一致になる地震以外の威力はそこそこなので、氷と岩では抜群を取られても耐久力次第では耐えることが出来るかと思います。(テツノイサハも抜群を取られますが、後述しますが、戦えます)
それよりも眠り、凍り、ひるみなどを気にするべきでしょうね。
カバルドン対策ポケモン
アタッカー
定番内だと、マリルリ、コノヨザルが生き残り。コノヨザルは「やるき」にしているなら眠りませんね。
コライドンは「こおりのキバ」で抜群を取られますが、問題ないでしょうね。しっかり抜群は取りつつ早めにテラスを切って弱点はなくしておきたいところ。挑発+ワイドブレイカーをするなら貢献度は高く、勝率も上がるでしょうね。
他だと、ヤドラン、ヤドキング、クエスパトラ、ハッサム、テツノブジン辺りは戦えるでしょうね。クエスパトラは例によって「リフレクター」があると安心で、テツノブジンはリフレクターはもちろん「ミストフィールド」か「エレキフィールド」があると対策もできます。
チヲハウハネや切れ味エルレイドも物理受けにしていて弱点をつけるなら活躍してくれそうです。イダイナキバも問題ないでしょう。
最強ピカチュウ戦で育成したオリーヴァ、ラランテス、ドレディアなどの草ポケモンたちも防御に振っているのなら氷の牙も耐えてある程度活躍できるかと思います。みんな揃って「ギガドレイン」持ちだしね。「グラスフィールド」を覚えさせれば地震も半減します。テツノツツミも岩雪崩を抜群でもらいますが、防御は高いし冷や水もあるので活躍できるでしょう。
先日実装されたウネルミナモとヒスイゾロアークも、抜群の取られない攻撃デバフ持ち特殊アタッカーということで相性がいいです。(ヒスイゾロアークは物理受け前提)
また、テツノイサハもBに振っていたら戦えます。物理アタッカーだけどエレキフィールド+剣の舞で腹太鼓アタッカー並みに火力が出る上に、眠り対策もできてしまうのでおすすめの択です。
サポーター
サポーターは状態異常防ぎ方面ですね。アタッカーは選びにくいですが、サポーターはなんとかなります。
アマージョでの対策
1匹目はアマージョ。
眠り対策でお馴染みのレイドの女王ですね。特性の「スイートベール」で自分含め味方は眠りません。
「こおりのキバ」で抜群を取られますが、HB振りなら問題ありません。リフレクター⇒応援防御⇒トロピカルキック連打で完封。「とくせいガード」持ちならより万全になります。
オリーヴァでの対策
2匹目はオリーヴァ(HB)。
神秘の守り⇒リフレクター・応援防御で有利展開にしつつ、特性の「こぼれダネ」で出る「グラスフィールド」で地震も半減します。大地の波動やギガドレインで削り役にまわりつつ。
アマージョと同様の理由から「こおりのキバ」も耐えつつ、神秘の守りで眠り&凍りも防ぎます。ただ、ひるみはもらいます。
とりもげのサポーターのオリーヴァはHB振りで、カバルドンのS128(レベル90時S上げ個体)に対応させるためSは129にして使ってます。カバルドンを見るくらいならSに振ってもいいかということで振りました。
フィールド被りの問題の例によって、テラスタイプが水や飛行などで仮にミライドンがいたとしても選出は別に気にしなくてOK。エレキフィールドで眠り対策できるのは5ターンだけだし、カバルドン戦では結構死ぬと思うし。
オーロンゲ&ヤレユータンでの対策
3匹目はオーロンゲ(HB)ですね。
挑発⇒リフレクター・応援防御⇒冷や水連打で完封案件。地震を受け続けるので凍りやひるみの心配はありませんが、後半はあくびをもらいます。
ヤレユータンも同様のやり方で完封。次点でブラッキー、ママンボウ、ゴチルゼルなど。
草が出しにくい相手
カバルドンはレイド的にはだいぶ戦いにくい相手だったと思うのですが、最強ピカチュウ戦で草ポケモンたちが軒並み脚光を浴びた影響で、それなりに戦いやすくなっていそうです。
それまでは草ポケモンはレイドではほとんど見ませんでしたからね。マスカーニャがたまにいる程度。(ただし戦力にはならない)
ポケモンデーに実装された3匹も、ある程度ビルド調整は必要ですが、みんな戦える相手でカバルドン戦においては戦力が補強された形になりました。