新ポケモンであるドドゲザンはSVを象徴するポケモンの1匹です。
対戦環境でもレイド環境でも起用される強ポケモンで、進化方法もかなり特殊ですからね。
とりもげも当初はまさかこんな進化方法とはと驚いたものでした。
さて、今回はそんなドドゲザンの星6攻略法です。
目次
星6ドドゲザンの強さについて
意外とかなり硬い
ドドゲザンは意外と硬いです。ちょっと硬いレベルではなく、だいぶ硬いです。
星6レイドで一番硬いのはクレベースなんですが、少し差が開いて2番手のカバルドンやキョジオーンと同等の物理耐久を誇ります。
なので特殊で攻めたくなる相手。ですが、攻撃力も高いので物理耐久が低いと厳しいでしょう。
特性:プレッシャー
地味に厄介なのが特性の「プレッシャー」です。
昔からあるPP消費を2倍にする特性なんですが、ドドゲザン戦は物理アタッカーに寄ってるとまあまあ長期戦になるのでその場合はPPの残りを気にする珍しい戦いになります。
この特性によるミライドンの「イナズマドライブ」やコライドンの「アクセルドライブ」なんかは、最大でも4回しかうてません。(悪あがきで沈んでるミライドンを見たことがあります)
開幕でんじは
また、「でんじは」の使い手でもあります。元々ドドゲザンは素早さが遅いポケモンなので、好相性の手ですね。
電気タイプは電磁波はくらわないので、電気タイプから選出する択もありです。
電気タイプといえば……頼もしいヤツがいますよね~。
星6ドドゲザンの技と種族値
アイアンヘッド
つじぎり
ドゲザン
でんじは
つるぎのまい
新技の「ドゲザン」は威力85の悪物理技です。ゲッコウガ戦でも話題になっていましたが、相手の命中や回避率を無視して攻撃します。
「アイアンヘッド」は威力80の鋼物理技ですが、3割ひるみが嫌なところ。麻痺もしていると“まひるみ”でうんざりできる体験ができます。
「つるぎのまい」は体力が残り2割頃にしてくる固定技です。恒常技だったら手の付けられない相手になっていたことでしょう。
種族値は以下。
HP | 100 |
---|---|
攻撃 | 135 |
防御 | 120 |
特攻 | 60 |
特防 | 85 |
素早さ | 50 |
合計 | 550 |
技のタイプ相性
鋼・物理:アイアンヘッド⇒氷、岩、フェアリー
悪・物理:つじぎり⇒エスパー、ゴースト
悪・物理:ドゲザン⇒エスパー、ゴースト
タイプ相性は幸い狭めです。定番内ではソウブレイズが抜群を取られますね。
準必須ポケモンでは、ラウドボーン、サーフゴー、ハルクジラ、クエスパトラなどが不利相性。
硬いので、物理アタッカーならなるべく等倍相性は避けたいところですね。
ドドゲザン対策ポケモン
アタッカー
定番内だと、マリルリ、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、コノヨザルが抜群は取られません。ニャイキングもいけるでしょうね。
中でもテツノカイナとミライドンは電磁波も無効化できるので主力。実際よく見かけます。物理耐久の高い相手ですが、カイナに関しては以下で挙げる様々な要因からゴリ押しも視野に入ります。
ニャイキングも相性有利&物理耐久が高いことにくわえてカイナが主力ということでシナジー効果は高いです。嫌な音は覚えてるでしょうからね。
他だとハラバリーも主力の1匹。特殊アタッカーですし、頼もしさは言うまでもありません。回復技はありませんが、次点でサザンドラ(確定急所)も悪くありません。開幕に挑発を入れつつ、順当に削れます。あとヤドランもたまに見ますね。
あと、テラスタイプがドラゴンならコライドンはおすすめ。挑発してワイドブレイカーを延々と繰り出すことで、攻撃しつつ味方を守りつつ封殺できます。
サポーター
サポーターは3匹挙げます。
アマージョでの対策
1匹目はアマージョ。とりもげの記事内ではオーロンゲと同じくお馴染みですね。
眠り対策でよく挙がるポケモンですが、普通に物理相手には封殺できる優れたサポーターです。
挑発⇒リフレクター⇒応援防御⇒トロピカルキックといった流れで完封できます。
相性的には等倍ですが、HB振りのアマージョなら問題なく耐えることができます。
テツノツツミでの対策
2匹目はテツノツツミ。こちらは硬いため、特殊アタッカーとしても動かせます。
挑発、応援防御後に冷や水をして、盤面を有利にできます。
カイナやミライドン、ハラバリーといった電気アタッカーが主力になりやすいレイドなので、「エレキフィールド」は持っておくことでシナジー効果が高いです。バチンウニもよさげ。
▲ フレアソングのPP尽きたんだと思うけど、なんでひのこあるのよw
オリーヴァでの対策
3匹目はオリーヴァ。オリーヴァも特攻が高いので特殊アタッカーとしても活躍できます。(ちなみにとりもげのオリーヴァはHB振り)
「こぼれダネ」により回復手段を持ちつつ、神秘の守り⇒リフレクター⇒応援防御⇒大地の波動といった流れ。テツノツツミと同じで、テラスタル化して削り役にもまわれます。
ただ、難点としてグラスフィールドによりエレキフィールドがかき消されてしまう点。
カイナだけならいいですが、カイナとミライドンがいたら出すべきではないですし、ハラバリーも「エレキフィールド」持ちは多いのでいたのなら控えた方がいいかもしれません。電磁波封じの意味もなくなりますしね。
なので、優先順位としては低めにはなるのですが、出せれば電磁波も封じることができるので順当に有利展開に出来ます。
他では雑にジバコイルやアーマーガア、ブラッキーなんかは安心してサポーターはできますね。ちなみにこの3者は「リフレクター」持ち前提。あと「ひやみず」持ちでゴルダックやパルシェン、ママンボウ、ドヒドイデとか。
テツノカイナのメタ試合
テツノカイナは言わずと知れたド定番かつ強力なポケモンです。野良でもよく選出されるポケモンですが、ドドゲザン戦に至ってはミライドンやニャイキングが来やすいことも相まってメタレベルに近くなってます。
掲示板や配信間でレイドをまわしてる人にとってはカイナとニャイキングの組み合わせは珍しくないでしょうけど、野良では対策案として機能してるのは結構というかだいぶ珍しいです。特にホストだと相性無視で出てきてすぐ沈みがちですしね。(ブラッキーも似たようなもの)
ただ、さすがに等倍の時は削り力は落ちるので早めにテラスタルは切っておくと◎。「きあいだめ」で急所アタッカーにしてあるならなおいいですね。
ちなみにテツノカイナはメインで動かしたいなら、物理受け型と特殊受け型で用意するのがおすすめ。これはハラバリーにも同じことが言えます。