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ポケモンSV/星6リククラゲレイド対策と攻略法 眠らないし打点もつぶせるしで草タイプたちの活躍どころ

今作SVではコジオだったりパラドックスポケモンたちだったり色々と衝撃的なポケモンがいたと思うのですが、リククラゲもまたその1匹でしょうね。

リククラゲというか、ノノクラゲですね。あのメノクラゲが立ってて笑った人は結構いたでしょう。ユニークなセンスです。可愛げもあるというか。

▲ 「剥がれ落ちた体のヒラヒラ」は食べたら歯応えがあって美味しいらしい。(図鑑説明より)ようはキクラゲ?

というわけで今回はリククラゲのレイド対策ですね。レイド内容はまあ、そんなに可愛げのあるものでもないんですけど。(笑)

星6リククラゲの強さについて

キノコのほうし

リククラゲといえばやはり「キノコのほうし」ですね~。可愛げがない大きな理由はこれです。

命中100%眠りは厄介の極みです。

しかも恒常技。時間切れで負けることも多い相手でしょう。

大地の力

厄介というか珍しいというか、リククラゲは地面特殊技をうってくる相手でもあります。

タイプ一致なので結構威力が出る技です。

地面技はレイドでも活躍しやすい電気タイプや鋼タイプの弱点をつくので厄介ですが、リククラゲの攻撃力が低いのはいくらか救いですね。

眠り+たたりめ

また、サブウェポンにゴースト技の「たたりめ」があります。

たたりめは状態異常の時に威力が2倍になる技ですね。キノコの胞子で眠っていれば威力が130になります。

サブウェポンではあるのですが、なかなか手痛いダメージをもらえます。

星6リククラゲの技と種族値

エナジーボール
だいちのちから
キノコのほうし
たたりめ
グラスフィールド
特性:きんしのちから

「エナジーボール」は威力90の草特殊技ですね。1割で特防が下がります。リククラゲのメインウェポンの1つですが、「グラスフィールド」により威力を1.3倍にしてきます。

ただ「グラスフィールド」はHPが9割ある早い段階で使ってくる固定技なので、初手に挑発すれば以降は出されません。「だいちのちから」は威力90の地面特殊技。エナボと同じで1割で特防が下がります。

「キノコのほうし」は恒常技なので挑発だけでは眠りは完全には防げません。一応固定技にも2つあって変なタイミングで使われるのは固定技。

特性の「きんしのちから」は、変化技を出す時に相手の特性の影響を受けない代わりに必ず後攻になるというものです。それほど気にしなくていい特性ですが、アマージョは「とくせいガード」が必須です。

種族値は以下。

HP 80
攻撃 70
防御 65
特攻 80
特防 120
素早さ 100
合計 515

技のタイプ相性

草・特殊:エナジーボール⇒水、地面
地面・特殊:だいちのちから⇒炎、電気、毒、岩、鋼
ゴースト・特殊:たたりめ⇒エスパー、ゴースト

タイプ相性の範囲はそこそこですが、やはり地面が気になるところ。

定番ポケモン内だと多く、マリルリ、テツノカイナ、ソウブレイズ、コノヨザル、ミライドン、ハラバリーが不利相性。相性面はほぼ全滅してますね~。

同じく地面タイプのガブリアスやカバルドンではマリルリは生き残っていましたが、こちらでは死んでます。

他だと、ラウドボーン、ドドゲザン、サーフゴー、デカヌチャン、クエスパトラ、テツノドクガ、テツノイサハなどが弱点をつかれます。

リククラゲ対策ポケモン

眠り対策の例によって「ぼうじんゴーグル」が有効です。つけるだけで「すなあらし」の継続ダメージや粉系の技は無効化できます。ハッコウシティのデリバードポーチで売ってます。

「キノコのほうし」や「ねむりごな」など粉系の技がそもそも効かない草タイプも候補ですね。主力の草・地面どちらも半減するのでメタ択です。

技では「エレキフィールド」「ミストフィールド」「しんぴのまもり」「ちょうはつ」などがあるといいですね。

アタッカー

リククラゲは特防がかなり高い一方、防御は低いので、基本的には物理アタッカーで攻めたいところ。

定番内で残っているのはコライドンのみですね。挑発ができたら◎の一言。定番内が少ないためか、コノヨザルは見かけます。「やるき」で眠りませんし、「たたりめ」もタイプ不一致でダメージも増えないので割と耐えられるのでしょう。

定番外だと、サザンドラとマスカーニャがリククラゲのすべての攻撃を半減して相性のいい相手です。どちらも挑発を使えますし戦いやすいと思いますが、「キノコのほうし」をくらわないマスカーニャの方が安心感はあります。

ガブリアスも戦えますが、テラスを切ったらエナボが弱点になるのでグラスフィールドが終わってからテラスは切ると◎。オノノクスやハッサム、ハルクジラも戦えます。テツノブジンは「ソウルクラッシュ」と「ひかりのかべ」があるので手軽に有利展開にできますね。

マイナー枠でメブキジカも物理だしウッドホーンで回復できるし光の壁貼れるしで相性最高。アラブルタケもいい感じ。

また、最強ピカチュウ戦で活躍した草タイプ陣はおすすめの択。オリーヴァ、ラランテス、ドレディアですね。3者の中では、攻撃と特攻2段階アップがまとめてできて時間のかからないラランテスは筆頭株です。

あと、テツノイサハはカモれる相手です。キノコのほうしが効かない上に「エレキフィールド」で味方を眠りから守り、火力も高いのでガンガン削れます。元々特防は高く、たたり目のダメージも低めですが、ある程度ビルドの調整はした方がいいです。

とりもげのイサハのビルドは以下。次点でエルレイド。特殊耐久は高いですが、イサハと違って眠るので注意。

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サポーター

サポーターは眠り対策方面ですね。

アマージョでの対策

1匹目はアマージョ。眠り対策の大家ですね。

挑発⇒光の壁⇒応援防御で盤石にします。特攻デバフはなく、シールドを貼られるとやることがなくなるので、あとは応援防御のかけ直しと回復役にまわります。

ただ、今回は「きんしのちから」があるので、「とくせいガード」が必須です。これがないとアマージョがいる意味がなくなります。

相手は特殊アタッカーなのでおすすめはHD振りの特殊受け型ですが、リククラゲの攻撃力は低い上に草と地面は半減できるので、別の型でも大丈夫でしょうね。

▲ サイコカッター見てて気持ちいい

ビビヨンでの対策

2匹目はビビヨン。ゲンガー対策で挙げたビビヨンですね。

神秘の守り⇒光の壁⇒応援防御⇒虫の抵抗連打で完封案件。リククラゲの他、ゲンガーやモロバレル相手にも活躍できるので育成しておくと拓が増えます。

本来ならリククラゲは攻撃力は低く、虫の抵抗もそれほど必要のない相手なのですが、味方は結構抜群をつかれて沈んでる印象なのでアマージョよりビビヨンを出す方が安心はできます。

テツノブジンでの対策

3匹目はテツノブジン。基本的にアタッカー選出だと思いますが今回はサポーターでも活躍できます。

ミストフィールド⇒光の壁⇒応援防御⇒ソウルクラッシュ連打で封殺します。都度ミストフィールドの貼り替え業。サポーターで持つならD振りだと適任ですね。

あとは手頃択でHDオーロンゲとブラッキーですね。初手に挑発をして光の壁⇒応援防御⇒ソウルクラッシュorバークアウトの流れ。フラージェスも神秘の守りと光の壁で盤石にできて、ハピナスも居座れる相手。

草タイプの活躍どころ


先日のカバルドン対策でもそうでしたが、リククラゲ戦も最強ピカチュウ戦の面々ないし草ポケモンが戦いやすい相手です。

今回は「キノコのほうし」対策も兼ね、草の抜群も取られないので、メタの度合いでにはこちらが上ですね。

特防が高いので序盤は多少時間がかかりますが、眠らない上、相性もいいので、草ポケモンたちは等倍相性でも活躍はしやすいです。状態異常対策のサポーターがいたら楽なのは言うまでもないですが、1人草タイプの(=眠らない&沈みづらい)アタッカーがいるだけでも戦況はだいぶ違うと思います。