最近の対戦環境では災厄ポケモンたちが跋扈しています。
彼らをどう切り崩すのかというのが対戦ユーザーの目下の課題のようですが、四災が使用可能になる以前はセグレイブがかなり猛威を奮っている環境でした。
とりもげは対戦はやらないので細かいことは分かりませんが、使用率ランキングを見るとセグレイブはカイリュー並みに使われていたようです。(シーズン4だとセグレイブ2位、カイリュー3位)
なんですが……星6レイドではちょっと残念な子になってます。(笑)というわけでセグレイブ対策ですね~。今回はその残念な部分にも触れつつ。
目次
星6セグレイブの強さについて
攻撃力がバカ高い
セグレイブはなんといっても火力の高さです。
攻撃種族値は145もあり、星6レイドではオノノクスに次ぐ数値を誇ります。僅差です。
当然攻撃をまともにくらえば痛いです。
特性がランダム&熱交換
また、特性がランダムで「ねつこうかん」か「アイスボディ」のどちらかになります。
「アイスボディ」ならいいんですが、「ねつこうかん」だと結構厄介です。
野良民はセグレイブ相手に結構炎タイプ出しますからね。テラスタイプで弱点がつけるなら当然。
で、無警戒に普通に攻撃して、攻撃が途切れないこともままありますから。そうなるとセグレイブの攻撃がガンガン上がっていって止まらなくなります。なので野良だと割と特性つぶし技はいります。
ドラゴンダイブ
もちろんドラゴン技もしっかり持っていて、「ドラゴンダイブ」を使ってきます。
「げきりん」に比べるとやさしい技ですが、HBゴルダックとかはバフもデバフもない状態で連続でくらうと普通にHPが赤くなります。(HP364、防御280)
あと2割でひるみます。上を取られているならひるみを警戒しながらの嫌な戦いになりますね。
なぜか雪景色を連発する
で、冒頭の残念な子の部分ですね。
セグレイブに限った話ではないのですが、どうもAIは高確率で「ゆきげしき」を連発するようです。(天候技全般かも)
セグレイブは「ゆきげしき」が恒常技にあり、固定技にも2つあります。
単に固定技で使用しているにすぎず、それで連発しているように見えるだけかもしれませんが、なんにせよ既に雪が降っているなら当然意味のない行動です。それにテラスタイプでタイプが変わっているので防御の1.5倍もありませんからね。(テラスが氷なら反映されます)
これが理由でセグレイブはかなり大きな穴のあるレイドになってます。逆鱗を搭載していたら多少違ってたでしょうね。
星6セグレイブの技と種族値
つららばり
ドラゴンダイブ
ボディプレス
ゆきげしき
特性:アイスボディorねつこうかん
「つららばり」は威力25*2~5の氷物理技ですね。イカサマダイス持ちでもないので、それほど脅威ではありませんが、地力はあるので半減しておくに越したことはありません。
「ドラゴンダイブ」は威力100のドラゴン物理技。命中75なので外れることがあるのが救いですが、2割でひるみます。
「ボディプレス」は防御値で計算する格闘物理技ですね。不一致で、防御値もそれなりなので抜け穴の1つ。
「ゆきげしき」は天候技で、氷タイプの防御が1.5倍になる技ですね。ですが前述したように、テラスタイプは変わっているので基本的に意味のない技です。放置でOK。挑発もいりません。
特性の「アイスボディ」は雪時に1/16回復する特性ですが、回復量はほとんどないです。「ねつこうかん」は炎タイプの攻撃を受けると攻撃が1段階上がる技ですね。炎、ダメゼッタイ。
種族値は以下。
HP | 115 |
---|---|
攻撃 | 145 |
防御 | 92 |
特攻 | 75 |
特防 | 86 |
素早さ | 87 |
合計 | 600 |
技のタイプ相性
氷・物理:つららばり⇒草、地面、飛行、ドラゴン
ドラゴン・物理:ドラゴンダイブ⇒ドラゴン
格闘・物理:ボディプレス⇒ノーマル、氷、岩、悪、鋼
タイプ範囲はそれなりです。定番内だとコライドン、ミライドンが抜群を取られます。
定番外だと、ラランテス、オリーヴァ、サザンドラ、オノノクス、ハルクジラ、テツノイバラ、ドドゲザンなど。
ボディプレスで抜群を取られるのは穴なので、出しやすいでしょう。ただしドドゲザンは4倍。
セグレイブ対策ポケモン
セグレイブ戦はドラゴンも氷も半減する鋼タイプが有利です。
格闘が弱点ですが、上で触れた通り、積まないボディプレスなのでそれほど痛くないでしょうね。(ドドゲザンは計算ツールだと4倍で確定3発らしい)あとはドラゴン無効のフェアリータイプですね。
また、炎で弱点がつけるタイプはスキスワ持ちを入れるのを考慮しておきましょう。
アタッカー
定番内だとマリルリ、テツノカイナ、ソウブレイズ、コノヨザル、ハラバリーが相性的には生き残り。全員順当に戦えると思いますが、ソウブレイズは「ねつこうかん」のために出せません。(ラウドボーンも同様に)
マリルリはドラゴンダイブを受けないのはもちろん、セグレイブの攻撃をすべて半減以下に抑える浮沈艦なので抜けてますね。等倍でも安心して扱うことができます。
他だとハッサム、デカヌチャン、サーフゴーの鋼3者は氷とドラゴンを半減以下に抑えて頼りになります。
▲ 熱交換だったレイドの例
サーフゴーはいつも通り浮沈艦。特殊なのでテラスが氷だった場合の雪景色も無意味ですね。ハッサムも格闘を等倍で受けるだけなので安心です。デカヌチャンはなにか有効な変化技があるといいですね。
テツノブジン、ニンフィアのフェアリー陣も戦えるでしょうし、テツノイバラもボディプレスが抜群ですが問題ないでしょうね。ニンフィアは「リフレクター」と「スキルスワップ」ができるとサポーターも兼ねられます。あとはヤドランとかタイレーツとか。
サポーター
サポーターは3組。
普通に物理対策のサポーターと、味方が炎を出している場合用で使い分けると◎。ただ、冷や水連打である程度イーブンにはできます。
オーロンゲ&ヤレユータンでの対策
1匹目はオーロンゲですね。
今回は挑発はテラスが氷の時以外しなくていいので、リフレクター⇒応援防御⇒冷や水連打で完封案件。「ミストフィールド」を使うとさらに完璧。
ヤレユータンも同じ流れですが、「スキルスワップ」を使えば炎タイプの攻撃も安心して通すことができます。
ユキメノコ(HB)&ママンボウ(B振り)&ゴルダック(HB)での対策
2匹目はユキメノコです。
リフレクター⇒応援防御⇒冷や水連打で完封案件。また、「ゆきげしき」のおかげでほとんど常に防御1.5倍です。おいしい。
もし味方が炎を出してくるようなら、ママンボウは有効策です。
スキルスワップ⇒ミストフィールド⇒応援防御⇒冷や水連打で封殺します。
この役割はノーてんきスキスワ冷や水ゴルダックも担えます。ただ、HBでも何もしなければドラゴンダイブ2回でHPが赤くなるのがネック。
ブリムオン&ニンフィア(HB)での対策
3匹目はブリムオン。
スキルスワップ⇒甘える⇒リフレクター・応援防御で盤石にします。ミストフィールドも挟むとより◎。
ニンフィアも同様の流れ。この2匹は熱交換の時も対応できます。
スキスワが割と大事
最弱と銘打ってみたものの、セグレイブには「ねつこうかん」という負け筋があります。
野良でなくとも、侮るなり失念するなり、1/2の確率で熱交換がくるのを知っていても断行したり炎技を使う人は結構いるようなので、特性は変えておくのがベターです。もちろん炎技を使わない布陣ならしなくてOKですし、オーロンゲやユキメノコのような壁貼って冷や水連打できるサポーターがいるならだいたいなんとかなります。たぶん。
ちなみに四天王は最弱云々はノリでつけただけなので、他の四天王は誰かなのかとかはお気になさらず。( ˘ω˘ )