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ポケモンSV/レイド用オーガポンの隠れ仕様と使い方について

オーガポンの姿だけが公開されていた頃、オーガポンがまさかこんなに愛らしいポケモンだとは思いませんでした。

オーガポンの仮面の下の顔がリーク情報として挙がっていたのを見かけたことがありますが、星の目がコラ画像というか冗談画像っぽくてとりもげは正直信じてませんでした。ほんとにこんなにかわいい顔とはね。(笑)でも、ポケモンらしいです。

DLC後半で登場予定のテラパゴスも、瞳に似たような特徴を持った結構かわいらしいポケモンのようです。

ウネルミナモとテツノイサハのリーク情報を交えた考察記事をあげた時、とりもげは愚直にポケモン同士を混ぜるのはポケモン的ではないとしましたが、オーガポンの愛らしさを見るにやっぱりちゃんとポケモン路線になるでしょうか。

▲ オーガポンの巣の中にある「焦げ」って、争った跡ってこと?

でもテラスタルの際にはタイプの冠部分に「顔」のようなものがあります。スカーレットブック/バイオレットブックの諸々の謎めいた記述もあります。今後のストーリーを補足するような大きなアップデートはあとは残すところDLCなんじゃないかと思うので、DLC後半ではこの辺の設定補完をして欲しいなぁとは思います。

さて、少し話がずれましたが、今回はオーガポンをレイド用として扱う記事ですね。

種族値

HP 80
攻撃 120
防御 84
特攻 60
特防 96
素早さ 110
合計 550

まずは種族値から。

素早い物理アタッカーですね。特殊アタッカーにはしないでしょう。

素早さもいい塩梅です。レイド的にはそこまで高い数値はいらないので。

オーガポンには仮面をかぶることでタイプが変わるという特徴がありますが、タイプが変わっても種族値は変わりません。

仮面でタイプが変わる

で、その「仮面によりタイプが変わる」部分。(知ってるって人は飛ばしてください)

オーガポンには専用道具の「いどのめん」「かまどのめん」「いしずえのめん」があります。

それぞれ持たせることで、

いどのめん⇒草・水(テラスタル時、水)
かまどのめん⇒草・炎(テラスタル時、炎)
いしずえのめん⇒草・岩(テラスタル時、岩)

という複合タイプを持つポケモンに変化します。テラスタルを切ると、その加わったタイプへ。

タイプが増えるという部分だけを見るとそれほど面白味はないんですが、「草・水」「草・炎」「草・岩」というこの3種のタイプは相性補完に優れた複合タイプ。各レイドでも出しやすくなってます。

ただ、持ち物は固定されるので、その辺をどうカバーするかは課題。持ち物を持たせたい場合は草単になります。

ちなみに図鑑説明はこんな感じ。

技のタイプと特性が変化

また、特性も変わります。

仮面を持たせない場合だと「まけんき」で、持たせると

いどのめん⇒ちょすい
かまどのめん⇒かたやぶり
いしづえのめん⇒がんじょう

にそれぞれ変化。レイド的には「ちょすい」が有用なくらいですね。

もう1つオーガポンには特別な特徴があり、仮面所持時限定になりますが、テラスタル時に「おもかげやどし」という専用の特性が発動します。

効果は

いどのめん⇒特防が1段階アップ
かまどのめん⇒攻撃が1段階アップ
いしずえのめん⇒防御が1段階アップ

です。こちらはどれも有用ですね。

隠れ仕様

あと、ユーザーによって判明した隠れ仕様があるそうで、仮面を持たせた場合、「全技の威力が1.2倍になる(テラスタル時にかかわらず)」仕様があるそう。これにより、攻撃を1段階上げる「かまどのかめん」を持たせた場合の火力は抜けたものがあります。

対戦勢的には目を疑うような仕様ですね。もしかすると、そのうち修正されるのかもしれませんが、どうでしょうね。

レイド勢的には残念ながら影響はそれなりの印象です。

レイドではなにも種族値を暗記し、電卓を持ち寄って戦うわけではありませんし、レイド(とくに野良)でワンパンが簡単に出来るわけもなく、1.2倍のダメージ補強(火力アップアイテム)よりも必要なのは耐久面で、欲しいのは継続戦闘力ないし並み以上の耐久力ですからね。

調整班的には、他の持ち物が持たせられない分の補強をしておいたって話なのでしょう。

覚える技

覚える技で有用そうなものをざっと挙げてみると、

ウッドホーン
きあいだめ
ツタこんぼう
こうごうせい
パワーウィップ
ウッドハンマー

あまえる
まもる
くさわけ
にほんばれ
あまごい
かわらわり
タネばくだん
ちょうはつ
つるぎのまい
てだすけ
グラスフィールド
テラバースト
ソーラーブレード
グラススライダー

こんなところ。

格闘や地面など、他のタイプの物理技もいろいろと覚えますが、仮面のタイプである水・炎・岩のめぼしい技はありません。結構技の拓がない。

なので、主力技は「ツタこんぼう」で割と固定でしょうね。威力100命中100に加えて、急所率アップ+1内蔵技なので性能的には文句なし。

「つるぎのまい」と「きあいだめ」をどっちを使うかっていう、そのくらいの話になりそうな印象です。対戦で使う方が楽しそう。

ビルド調整

【ビルド例:オーガポン(全タイプ)】
特性:まけんきorちょすいorかたやぶりorこんじょう
努力値:HP252 / 攻撃252 / 防御4
性格:いじっぱり(攻撃↑特攻↓)
技:ツタこんぼう / ウッドホーン / ちょうはつ / きあいだめ
道具:かいがらのすずorおんみつマントor各種仮面
テラスタイプ:固定

ビルド調整はとりもげは今のところ、全仮面上記のようにしてます。

「ウッドホーン」で回復しつつ、テラスチャージが溜まったら確定急所の「ツタこんぼう」を使っていくスタイルですね。挑発もあるので、ある程度盤面を支配できるのも偉い。

炎の仮面の攻撃力の高さが話題になっているように、「かまどのかめん」を持たせた時の攻撃力は確かに高いです。

回復力は「ウッドホーン」のダメージ依存なので、どのタイプが一番いいかと言われたら攻撃力が上がる炎かもしれませんね。

ただ、1つ気になるところで防御がちょっと物足りなく感じる場面があるので、防御に振るのはありだと思う。もしくは「あまえる」搭載型ですね。

使った感想

とりもげは急所アタッカーは好きなので、結構お気に入りです。挑発も使えますし、扱い方に悩まないのも◎。

優れた複合タイプにより、抜群がつかれにくいのが特徴としてあるので、レイドで幅広く扱えるポケモンですね。GTSでオーガポンを集めておけば、色んなレイドでオーガポンを出せるかと思います。

注意点としては、「ウッドホーン」を半減されると回復力が落ちて使いづらくなる点。

なので、炎、草、虫、鋼、辺りのタイプは、こん棒の方で弱点がつけてもウッドホーンが半減されるので、ウッドホーンを使っていくなら出さない方がよさげ。

回復力があって安定感があるという意味では、持ち物が自由な仮面なしの草単に分があります。ただ、草単はタイプ的に自由度はそれなりなので悩ましいところです。