ポケモンSV／星6マホイップレイド対策と攻略法　ヨイショしすぎでガードも固すぎるスイーツ系女子

基本的にポケモンは動植物や神話生物がベースになっているわけですが、そうでないポケモンもいます。

無機物系（道具系）や幽霊系など、生物外だとこの辺が筆頭でしょうか。そんななか、少しずつ数を増やしているのがお菓子系です。

ペロッパフ、バイバニラ、今作で登場したカミッチュはりんご飴で、バウッツェルは見た目は犬ですがドーナツ。

お菓子系は本来食べ物系の傍系みたいなカテゴリーですが、ポケモンでは結構種類があるようで、「クリーム」であるマホイップはそんなポケモンの1匹。進化先の見た目の種類が凄まじく、やり方も結構めんどくさいということで、その辺でも有名ですね。

というわけで、今回はそんなマホイップのレイド対策です。ちなみに内容は結構えぐめです。

星6マホイップ（フェアリー）の強さについて

アンコール（恒常技）

マホイップでまず厄介なのは、「アンコール」持ちであることですね。アンコールは最後に使った技を3ターン使わせ続ける技。

対戦をやってる人にとっては語ることのない最強変化技ですが、レイドでも厄介なのは変わりません。

恒常技なので、アンコールの効果が切れたら高確率で再びかけてきます。

アロマベール

さらに厄介なのが、特性が「アロマベール」であること。

この特性を搭載しているのに気付いた時は、「げえ」と思ったものです。

「アロマベール」は自分と味方への「アンコール」をはじめ、「いちゃもん」「ちょうはつ」「メロメロ」などのメンタル系の変化技を封じます。

つまり、「アンコール」を封じるべく「ちょうはつ」をうっても無効化されるというわけです。キタカミでアンコ入れて味を占めたな……。

フェアリー＆エスパー特殊

また、「マジカルシャイン」「サイコキネシス」持ちです。

フェアリーとエスパータイプ、しかも特殊技はライトユーザーメタです。地震やドラゴン技と違ってフィールド技で半減もできません。なので、難易度が上がります。総合難易度がシビルドン登りです。

くわえて、「サイコショック」まであります。エーフィもエーフィで厄介ですが、アンコもあるし、エーフィより難易度が高いレイドになってます。

とける*2

これだけでもじゅうぶん難易度上位に入るんですが、「とける」が固定技にあります。それも2回。

これは……きつい。これはきつい。（大事なことなので2回言いました）

何もしないと防御を4段階上げられるので、終盤は物理攻撃は全然通らなくなります。ただでさえアンコでなかなか積めないので、マジでえぐいです。

悪だくみ2回とかじゃない辺り理不尽ではないですし、手はないわけじゃないですが、高難易度ブルベリレイドの五指に入るでしょうね。

星6マホイップの技と種族値

「マジカルシャイン」は威力80のフェアリー特殊技。追加効果はありませんが、一応全体技です。「サイコキネシス」は威力90のエスパー特殊技。1割で特防が落ちます。

「サイコショック」は威力80のエスパー特殊技。追加効果はありませんが、特防ではなく防御でダメージ算出する技です。

「アンコール」は3ターンの間、相手が最後に使用した技しか使えなくなる技。名前の通りの技ですが、積んでいれば積み続けることになり、使われると途端に不自由になるので厄介な技です。恒常技ですが、残りHP9割の時に固定技でも使います。

「とける」は防御を2段階上げる技。残りHPが5割と2.5割を切ると使います。この技があるために、物理の選出は敬遠したくなる相手。

特性の「アロマベール」は前述したように、アンコール、ちょうはつ、いちゃもんといったメンタル系の技を無効化する特性。なので、アンコ対策にただ挑発をうっても無効化されます。

種族値は以下。

HP	65
攻撃	60
防御	75
特攻	110
特防	121
素早さ	64
合計	495

技のタイプ相性

タイプ相性の範囲は狭めですね。狭いですが、アンコールと合わせて基本的に格闘とドラゴンは出すなっていうレイドです。

定番内では、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、コノヨザルが抜群。カイナも同席はしたくありませんが、コライドンは4倍なので決定ボタン押されたらなによりもまず解散です。およそいたずらに死なれて勝てる相手ではありません。

定番外だと、エルレイド、ジャラランガ、ブリガロン、テツノブジン、ドクロッグ、イイネイヌ、ガブリアス、サザンドラ、オノノクス、レックウザ、ギラティナ、カミツオロチ、タケルライコ、ダークライ、ムゲンダイナなど。

マホイップ（フェアリー）対策ポケモン

マホイップ戦はまず、フェアリーとエスパーから抜群を取られないこと。

エスパーは不一致ですが、サイコショック搭載により安定的にダメージを与えてくるのでいいことはありません。

あと「スキルスワップ」は手頃なアンコ対策です。マホイップの「アロマベール」を奪えば、こちら側にアンコがかからなくなります。

また、デバフ解除がないので、アンコ対策がなかったとしても特攻デバフを入れ続ければ勝機はあります。戦闘時間長くなるけどね。

アタッカー

定番内だと、タイプ的にはマリルリ、ソウブレイズ、ハラバリーが生き残り。

この3者は削り要因にはなれます。（もちろんマリルリは腹太鼓は使いません）ただソウブレイズが頭1つ抜け出ていて、無念で攻撃しつつクリアスモッグで「とける」のバフも消せるので、勝てるポケモンです。

▲ クリスモ使い忘れた図

動画のように、ソウブレ*3とかある程度足並みが揃ってないと難しいと思いますけどね。理想を言えば道具はメトロノームや命の珠、次点で帯やら木炭やらですが、他のレイドでも使うと思いますし、何でもいいと思います。

定番外だと、ハッサム、ネクロズマ日食、マギアナ、サーフゴー、ザシアン、マフォクシー、デカヌチャン、テツノカシラ辺りがまず浮沈艦タイプ。

鋼強し、割といつメンの頼もしいメンバーですね。マフォクシーとデカヌチャンがスキスワが扱え、連続斬り（虫の抵抗）のハッサムやメトロノームおすすめのマギアナ、ザシアンなどは仮にアンコされてもなんとかなる面子です。サーフゴーは特性でそもそもアンコをくらいません。白馬黒馬バドレックスも勝てるポケモン。

次点だと、ミュウツー、ミュウ、D振りハハコモリ、ザマゼンタ、ドドゲザン、テツノイバラ、ウガツホムラなんかも悪くありません。この辺はスキスワか特攻デバフ技を覚えます。逆に使わなければそれなり。物理ならなおさら。

ラウドボーン、カイオーガ、グラードン、ラランテス（ジャローダ）、テツノイサハ、オーガポン、テツノイワオ辺りは、スキスワも特攻デバフもありませんが、火力で押し切れるかもしれない択ですね。こちらも当然ですが、物理より特殊の方がダメージは通ります。

中でもカイオーガとラランテスは楽。ちなみにどっちも貝殻の鈴持ち前提です。ラウドボーンも鈴を持たせられるなら安定するでしょうね。

サポーター

サポーターは欲しいのはスキルスワップと特攻デバフの2点ですね。次点で「とける」対策に挑発やクリアスモッグ。

黒い霧もありといえばありです。アンコで積んでない戦況は多いと思うしね。

D振りグレンアルマでの対策

1匹目はグレンアルマです。タイプも一緒だし、サーナイト戦の時と同じようなものですね。

スキルスワップ⇒応援防御⇒光の壁⇒マジカルフレイム⇒溶ける後にクリアスモッグで完封します。

もうここまですればただのクリームです。食べるだけですよ。←？

ただ、注意点として渡す特性が「もらいび」なら味方が炎中心だとダメです。一番いいのは「くだけるよろい」ですが、まあこの特性にしてないとは思います。

サーナイト、ブーピッグ＋αでの対策

2匹目はサーナイト。

スキルスワップ⇒応援防御⇒挑発⇒光の壁⇒マジカルフレイム連打で完封します。

クリアスモッグは持っていませんが、使いやすいのはこっちですね。また、一応トレースでもOK。とりもげのサポーターサーナイトは最速個体ですが、大丈夫。

ブーピッグ、チリーンもマジカルフレイムがバークアウトなだけで同じ流れです。

クレッフィ（HD）＋マフォクシーでの対策

3匹目はクレッフィ。

スキルスワップ⇒応援防御⇒光の壁⇒這いよる一撃連打で封殺します。

こちらは「とける」が放置になってしまう組ですね。それでもじゅうぶん勝てる戦いではあります。終盤がちょっと長引くってだけですね。

アタッカーの方でも挙げましたが、マフォクシーやサポーターデカヌチャンも同じ流れ。動画でもやってますが、マフォクシーは悪だくみがあるので等倍でも攻撃に参加できます。マフォクシーの強みの１つですね。

あとは同じくアロマベール持ちのバウッツェルとかです。ただひたすらにバークアウトをうつべし。

デバフ解除がないのは救いだけど

▲ テラス電気はさすがに集まりレベルがヤバかったので（何を出していいのか混迷してた＆地面は取り扱い難儀なポケモンが多い）、とりもげはガチグマにしてガチグマを誘ってからマフォクシーにした。

そんな感じでマホイップのレイド対策でした。

スキルスワップで一転して楽にはなりますが、ちゃんと最後まで面倒な相手です。抜け穴はありつつも、それでも難儀にしてあるよく出来たレイドだと思う。

ちなみに募集ではあまり見ない、結構レアなレイドです。こういうあざとかわいい？ポケモンにぐちゃぐちゃにされたらやりたくないよねっていう。

20歳以下の少年ユーザーは多いと思いますが、マホイップは明らかに女の子の方が好む見た目だし。海外勢もそこまで好みじゃないアニメ・コミックライク＋甘ロリな見た目の影響もありそうです。