4話で早くも二人目の四天王を倒した聖哉とリスタ。
丸々一話を使って倒した一人目のケオス・マキナとは違い、デスマグラは半パートで倒してしまったので、あっさりめだったようにも思えるところ。
とはいえデスマグラは魔物の改造を得意とする召喚術師系の将でしたし、アンデッドたちとの戦いも加味すれば、それなりの時間を要していました。説明がなかったらもっと長引いていたんでしょうけどね。（笑）
5話の概要
「ナカシ村の言い伝えだとさ。１６年前に天から竜が降り立ち赤子の俺とエルルを運んできて言ったんだ」
「この子らは勇者の仲間となりゲアブランデを邪悪から守るだろう。共に竜の洞窟に赴き封印を解け。邪悪を倒す最強の武器を与えよう、って」
説明厨だった四天王デスマグラを下し、マッシュを救った聖哉。
一転して聖哉を認めたマッシュは、ナカシ村に伝わっている言い伝え――竜の洞窟で最強の武器を貰ってほしいと村に来ることを勧める。
「早く竜の洞窟に行きましょう！」
「駄目だ。先に行かねばならない所がある」
「それってまさか…」
だが、聖哉は先にやるべきことがあると言い、マッシュたちを連れて神界、もとい鍛錬に行くのだった。
取り戻せ、自信を！
「せ…聖哉さん！こんちゃーっす！えっと俺剣とかもうやめようかなーって…だって危ないじゃんねー！斬られたら血出るじゃんねー！」
剣神セルセウスの元にやってきた聖哉たちは、ケーキ作りに勤しむセルセウスを発見。セルセウスは完全に剣の道を捨てたようです。（笑）
「そ…それでさ。最近料理なんかやってるんだよ。さっき作ったケーキ食べてみてくれなーい？」
▲ 普通に美味しそう。エルルの「筋肉が入ってそう」は草
別の強い剣士に打ち負かされて剣の道を完全に断念するっていう話は、たまに見かけはするけどさ……ｗ（この手の逸話はスポーツでも何でもあるけど、剣道は特に武骨な印象がある）
ここまでへりくだっているのを見ると、以前のように奮起してほしいと思うのが人情というやつで。
「ん…？君フェイクのスキルとか使ってないよね？」
「いいだろう！やろうじゃないか！」
「俺の稽古は厳しいぞ。覚悟しとけ！ははははは！」
「なんだこのおっさん！？ちょっと無茶苦茶だぞ！」
マッシュのレベルの低さを見て、やる気に。なんにせよ元気になってよかったよかったｗ 聖哉が天才、もとい異常なだけだからね。( 一一)
マッシュの訓練はうまくいく一方で、エルルの方はダメでした。剣を振っていればそれなりのものになる努力の通じる剣の道とは違って、なかなか厳しい現実です。
「魔法は生まれ持った才能が大きい。早めに諦めさせるのもあの子のためよ」
聖哉の訓練
一方で聖哉は、アデネラという軍神に教わることに。
「アデネラ。この勇者に稽古をつけてくれるかしら？」
「け…稽古？ヒ…ヒヒ！人間に…け…稽古か…ヒヒ…ヒヒヒヒヒ！」
何とも不気味なダウナー系の女神ですが、武芸に関してはセルセウスよりも格上とのこと。
「い…いいよ…私教えるの好きだから…」
「ふふ…私の動きを目で追ってたね」
「お…お前なら覚えてくれるかな…人間の可動域を超えた神速の絶技・連撃剣を。そ…それとも体がぶっ壊れるのが先かな…フフ…フフフ…」
言動や見た目はさておき、実力は確かなようですが……。
アデネラとのその後
「あれ？アデネラ様稽古は？」
「い…今は休憩中…聖哉はまだ一人でれ…練習してるけど…」
▲ 刀姿が結構似合う
1日目はセルセウスとの訓練を彷彿とさせるデジャブ感がありましたが、
2日目はまさかのおめかしで展開が真逆です。（笑）
「ア…アデネラ様！？どうしたんですか！？なんだかすっかり変っちゃって…」
「だ…だって…あんな格好で聖哉に会うのは恥ずかしいから…」
しかももう連撃剣は覚えたとのこと。さすがです。
3日目は……。
「な…なら仲間として連れて行って。ずっと一緒にいたいの…」
誰だ！ という感じにｗ声まで変わってます。（変化を感じられるからああいう感じにしたんだろうけど、最初のアデネラはちょっと声低すぎかも）
この可愛さからしてみれば、来ればよかったのにと思わされもするんですが、まあ相手が聖哉ですし？ 自分と聖哉がてっぺんにいるケーキに聖哉は「気持ち悪い」と一蹴。実際、ケーキ本来の重量以上に重いケーキです。
「稽古には感謝している。だが一緒にいたいとかまったく意味がわからん。そしてケーキもまったくいらん。以上。さらばだ」
あまつさえ、「一緒にいたいとかまったく意味がわからん」という追撃。聖哉は連撃剣で、言葉の連撃も覚えてしまったようです。
「そ…そうだよね…私なんてまったくいらんよね…ケーキと一緒でまったくいらんよねー！」
かわいそうに……ｗ
エルルの運命やいかに
神界での特訓を終えると一行は竜の洞窟を通じ、竜の里へ。
そこでマッシュは竜変化のコツを教わることになり、大幅なパワーアップを図れるのですが、エルルといえば……
「エルルよ。お主こそが最強の聖剣・イグザシオンとなるのじゃ」
「その命を捧げることによってな」
「え…」
なかなか次が気になる感じの幕切れでした。EDはいらない。聖哉だったら、既にパワーアップしているので、いらんと一蹴しそうだけれども。（笑）ステータスもまた隠されてしまっているしね。（この引き方、WHITE FOXの得意技かな）
神様いっぱい
結構濃厚だった今回の5話は、神様もたくさん出てきた回でした。アリアドアとセルセウスを合わせると、5人も神様が出てきています。
なかなか豪華ですね～。新規登場人物が多いと声優の起用も多くなりますが、話のボリュームは増すので、時々こういう回はあるほうがいいよなぁと思わされます。
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オバロ、落第騎士、リゼロなど。
