ポケモン

ポケモンSV/DLCでスイクンとビリジオン(テラキオン)の古代未来種が来るらしい 空想から生まれたポケモン?

約200年前のパルデアの大穴での探検を綴った著作――スカーレットブック/バイオレットブック。

この本はアカデミーのエントランスにある本棚に収められていて自由に閲覧することもできるのですが、中にはポケモンの挿絵が数点ありました。

イダイナキバとテツノワダチの2匹はおなじみですが、くわえて第二世代/第五世代の準伝と似たポケモンが1匹と、球体にトカゲが乗った奇妙なフォルムの生物が1匹がいました。

これらの挿絵はすべてポケモンで、DLCで来る予定のポケモンだそうです。

来るだろうと予想した人も多そうですが、リーク情報により発覚しているのだそう。(もちろん確定事項ではないです)

ウネルミナモ

スカーレットブックに載っているスイクン味のあるポケモンは「ウネルミナモ」というらしいです。この名前は既に登録商標されているとのこと。

頭部がスイクン、口元がエンテイ、脚がライコウですね。体もエンテイ?

とりもげはこのイラストを見た当時は、合体している事実とは別にデザインの方にも結構不気味に感じたものですが、古代種の荒々しいデザインに見慣れた今はある程度は納得はできます。

テツノイサハ

こちらはバイオレットブックに載っているコバルオンっぽいポケモン。名前は「テツノイサハ」とのこと。

あまり三闘に馴染みがなかったのでウネルミナモより微妙に分かりませんでしたが、各ポケモンが混じっているのは分かります。

体がコバルオン、角のような部分と脚部がテラキオン。色味を見たいところですが、ビリジオン味は少ない気がします。

マイミュウ

そしてこれ。当初はこれがポケモンなのかと疑念を抱いたものですが、「マイミュウ」という伝説ポケモンであることがリークされているそうです。

トカゲなのか、別の生き物なのか。円盤と書かれていますが、明らかに円盤というより球体に見えます。

前作の剣盾ではバドレックスのキャラデザに驚かされましたが、バドレックスを思い起こさせる大胆なデザインです。スケッチの絵柄のせいですが、古典文学の挿絵のようにも見えます。いよいよポケモンじゃないみたい。

スケッチがなぜ現実に?

それにしても挿絵のポケモンが本当に出るなら驚きです。とくにウネルミナモとテツノイサハ。

ポケモンファン的には喜ぶというか、アイデア的には古代種未来種の例によって奇抜の一言で面白いとは思うんですが、“どうして彼らが混じったのか”の謎が浮かぶからです。

また、挿絵のある文章にも

「彼らのその特徴をベースにエリアゼロに幻のポケモンがいるならどういう見た目かと想像しながら描いたそうだ」

とありますからね。あくまでもスケッチなのです。

そのせいで何の根拠もなく、「この想像のスケッチが現実になってしまった」という突拍子もないけどメルヘン作品らしい考えも浮かんでしまいます。

混じったキメラ的な現象を紐解く材料が、今作SVにはないからです。少なくとも現段階ではないです。未来種の図鑑にはきな臭い説明文が色々とありますが、どれもぼかしにぼかしてます。

とはいえ、この「スケッチが現実になってしまった」という部分の蓋然性はまったく低いわけではありません。

記憶のないヘザー

スカーレットブック/バイオレットブックの著者であるヘザーは遭難した際の記憶を失っていました。

「そのときに見た夢であろうか。私は知らない場所で誰かと話をしたような記憶がある。左は発見時持っていたメモ。私の筆跡だが何も覚えがない」

という内容は今見ると露骨な伏線にも思えますが、この“誰か”とはマイミュウだったんじゃないかと考えてみるのはごくごく自然な推察のルートではありそうなのです。

つまり、マイミュウとヘザーが話をしたのをきっかけにウネルミナモとテツノイサハが生まれてしまったんじゃないか。

といった考えですね。(ただ合体するのでも不可解ですが、準伝ですからね。立ち位置的に簡単に合体させるには少し難しいはずです)

マイミュウの周辺で解決すべき問題があってそのために「強いポケモン」が必要だったのかもしれませんし、何らかの危機がマイミュウ自身に迫っていたのかもしれません。

マイミュウが結晶と共にある?ことから、テラスタルの元となっている結晶体の根源的な存在とも踏めますから、エリアゼロを守るための守護者的な存在を創造したかったのかもしれませんし、または単なる気まぐれだったのかもしれません。(マイミュウの見た目でそんなにフェアリー的な行動を取るのかというのは少し懸念点ではある)

いずれにせよ、実際にポケモン同士を混ぜたするにはちょっとポケモン的には非現実的な路線で、「空想を現実にしてしまった」としてしまった方が、妥当なポケモン的な、つまりメルヘン作品的な展開ではあって。(ミュウツーやゼクロム・レシラムなど、きな臭い実験の数々はないわけではないけど文明レベルが低いはずの古代でも混じってる)

ヘザーには外傷などはなく、記憶がないだけです。

映画に出てきたポケモンまでは把握していませんが、神に近い存在のポケモンは既にいます。神のごとき御業は多く隠されるものです。

▲ 博物学に通じているようなので、ポケモンの生態にもある程度精通していたと見られる

仮にマイミュウが2匹を創造したとするなら、テラスタルという物体・現象を通じて、空想を現実にできる(パラドックスポケモンを生み出せる)ポケモン辺りになりますね。もちろんパルデアから出られないとか、ヘザーとあれこれ小難しい話をしている風ではあるので創造するための条件は色々とあるでしょうけど、あり得なくはないんじゃないかな。時を渡ったり、空間を司ったり、世界を創っちゃったり。色んなポケモンいますしね、ほんと。テラスタル現象がマイミュウありきの力であったとしても何も不思議ではないです。

DLCが来るのが楽しみですね。すべてではないにしても説明はしてくれると思いますしね。

追記:結晶に顔?

結晶に顔のようなものがあるけど、これもマイミュウ由来の?

【2/27速報】公式の生放送を見て

▲ SVの情報は18:40辺りから

ポケモンの公式生放送によって姿と名前が判明しました。

「ウネルミナモ」(水・ドラゴン)と「テツノイサハ」(草・エスパー)は名前はそのままでしたが(姿は結構違う。とくにテツノイサハ。というか混じってないね)、

マイミュウは「テラパゴス」(画像右)と言うのだそう。姿が少し違いますが、おそらく挿絵のポケモンではないでしょうか。

そして「オーガポン」(画像左)というポケモンも発表されました。こちらは詳細不明のポケモンですが、テラパゴスと同じなら伝説ポケモンになるのでしょうか。

……てか、ウネルミナモとテツノイサハのレイドが放送直後に開始されました。突然すぎる~~。(笑)3/13(月)8:59までの開催だそうです。

↓レイド対策

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